共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

2018-01-01から1年間の記事一覧

備えあれば憂いなし

早いもので、明日から11月です。11月は、授業関係で色々と予定が入っているので、今からワクワクしています。しっかりと「準備」をして臨みたいと思います。 「準備」に関連して。「備えあれば憂いなし」とは有名な慣用句ですが、とても大切だと思っています…

シンプルにする

現在は、中間テストが終わり、修学旅行も終わり、次のテストまでは1か月ほど時間がある、という期間です。毎回のテストが終わる度に授業アンケートをとり、生徒からの意見を取り入れたりしていますが、生徒がこなす「授業の課題」(プリント)は大きく変わって…

次の段階へ

今日は、修学旅行が終わって最初の授業がありました。その中で、「次の段階に移れそうだな」と感じる場面がありました。生徒たちの様子で、修学旅行前とは少し違う様子を感じたからです。しかし、まだ「なんとなく」感じたという程度ですので、言語化はでき…

修学旅行

月曜日から、3泊4日の修学旅行に行ってきました。大きな問題も無く、無事に終えることができました。 帰りの道中で、旅行中に撮影した写真を見返していましたが、写っている生徒たちの楽しそうな表情を見て、こちらもほっこりと幸せな気分になる、そんな修学…

ヘトヘト

中間テストも終わり、今日は授業内でテスト返却を行いました。テストを返却した後の時間は、25分ほど「語り」を行いました。内容は詳しく書けない部分もあるので割愛しますが、『学び合い』の授業をなぜしているのか、ということについて話したり、自分の悩…

大変

「一人も見捨てないは『得』」。『学び合い』におけるキーワードですが、これに対してかなり悩んでいます。これの解釈を間違っていたと思うのは、以前のブログでも書きました。 tomonkey-521.hatenablog.com また、先日の越後『学び合い』の会での懇親会で、…

想像通り

このところ、色々なことを並行しながら作業を進めています。本校はテスト期間中ですが、のんびりと採点をしている暇はありません。そのため、昨日の夜中までテストの採点をして何とか終わらせました。 テストの結果は、「想像通り」といったところでしょうか…

星を見る

新潟から神奈川に戻ってきましたが、一つ気付いたことがあるので、今日はそのことについてまとめます。 越後『学び合い』の会に参加したあと、そのまま実家に帰省していました。友人と会ったり、実家でのんびりと過ごしたり、時間は少なかったですが、有意義…

2018越後『学び合い』の会 2日目

越後『学び合い』の会の2日目を振り返りたいと思います。2日目は、基調講演、分科会、西川先生の講演がありました。 基調講演は、長野県の小学校で、校長として全校での『学び合い』に取り組んだ宮沢先生が公演されました。学校全体で『学び合い』に取り組む…

2018越後『学び合い』の会 1日目

一昨日、昨日と越後『学び合い』の会に参加してきました。1日目は、中学1、2年生の英語での異学年『学び合い』を参観しました。 授業をされた木花先生による5分弱の「語り」の後、授業の開始と同時に動き出す生徒たち。そして、2年生の中でもトップランナー…

上越教育大学へ

現在、上越教育大学に向かっています。越後『学び合い』の会に参加します。 昨年も参加しましたが、お金や時間をかけてでも、得られることの方が多いと思いました。今年も参加者の方々との出会いや学びを楽しみにしています。 また、今日の授業は、中学英語…

教えることは難しい

新井先生の講演会の内容を踏まえた「語り」をして以来、生徒の質問の質が変わってきています。「なぜ、こうなるのか」といったように、理由や因果関係を問う質問が多くなっています。 「意味が分かるか、分からないか」が分かれ目。このことについて考えてい…

結果を求める

本校は、来週がテストです。テストが終わった翌週には、修学旅行が控えています。生徒は修学旅行に意識がいきがちで手を抜きがちになりますが、それではいけないので、「テストで結果を残す意味」などを「語り」で入れていく必要があると考えます。担任クラ…

メモリーツリー

以前の記事で書いた通り、課題を変えてから、一単元が終了しました。 tomonkey-521.hatenablog.com 今回の変更では、「メモリーツリー」を作ることを課題にしました。メモリーツリーを作るためには、物事の関連性が分かっていなくてはいけません。そのため…

新井紀子氏の講演会

今日は、新井紀子氏の講演会に参加してきました。新井先生といえば、この本です。 AI vs. 教科書が読めない子どもたち 作者: 新井紀子 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2018/02/02 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (27件) を見る 講演の前半…

人づてに聞く批判

ある先生と話をしていた中で、「生徒が、『○○先生(私のことです)の授業はただの自習だ』って言ってたよ」と聞きました。人づてに聞く批判ほど嫌なものは無いですね。『学び合い』が上手くいっていないクラスの生徒からの声のようなので、おそらく、こちらの…

「仕組み」を変える

昨日は、「一人も見捨てないは『得』」という考え方について、自分自身が勘違いをしていたということについて書きました。 tomonkey-521.hatenablog.com それ以来、色々と考えていたのですが、授業中に生徒がグループで固まってしまう原因には、私の「語り」…

勘違い

ここ最近は、『学び合い』に関する本を読み直したりしています。不思議なことに、『学び合い』に関する本を読んでいると、その時々によって気になる部分や気づくことが違います。その時々の自分の問題意識や課題によってアンテナが変わるからだと思いますが…

大事にしたい「感覚」

以前のブログで、授業中に「いつもと違う感覚」があることについて書きました。今日は、この「感覚」について、現時点での考えを言語化してみたいと思います。 tomonkey-521.hatenablog.com 結論から書くと、おそらく、「自分の『願い』を生徒に求められる…

学びは「楽しいもの」

昨日の振り返りシートに、「分からないことを調べると、さらに分からないことが出てきて嫌になった」と書いてくれた生徒がいました。このことについて思うことがあったので、まとめてみたいと思います。 私自身の考えですが、「学びは『楽しいもの』」である…

クラスの「本質」が見える授業

今年度は、『学び合い』の授業の終わりの10分ほどを使って、本時のまとめをしています。要するに、「教員からの解説」です。私としては必要ないと思っているのですが、生徒からの要望も強いため、取り入れています。 しかし、最近「本時のまとめ」の時間での…

久しぶり

今日、担任クラスでの授業で、生徒たちの成長を感じる場面がありました。 今学期から、生徒たちには「現時点では大多数の人ができていないことを、全員ができるようになること」を要求しています。授業の課題に対してもそうですし、クラスの在り方についても…

生徒に怒られた

今日の3年生の授業中に、「〇〇って何?どういうこと?」という会話が聞こえてきました。たまたま近くを通りがかっていた私が、その答えを教えました。すると、「先生!これから探そうと思ってたのに、邪魔しないで!」と怒られました。 「自分のことは自分…

壁にぶち当てる

今学期から、「記述問題にチャレンジ」と銘打って、かなり難しい課題を生徒に課しています。3年生は、入試の過去問の論述問題(200~400文字程度)を。2年生は、因果関係をしっかりと理解していないと答えられない問題を、それぞれ課しています。また、それを…

感覚

昨日、今日と授業をやって気がつきましたが、自分の中にいつもと違う「感覚」があります。あくまで「感覚」ですので、このあとフワフワと離れていってしまうかもしれません。また、まだ言語化できないくらい不安定な感じなので、現時点では「こんな感じ」と…

心地よい疲労感

文化祭も終わり、今日から本格的に授業が始まりました。やはり『学び合い』の授業は楽しいです。生徒の生き生きとした姿や、目標達成に向けてそれぞれが努力する姿が見れるからです。中には夏休みモードから切り替えられていない生徒もまだまだ見受けられま…

「集団」と「個」は「両輪」

本日で、このブログを始めてちょうど300日のようです。たまたま気が付きました。ブログを書くようになって10か月ほどになりますが、振り返ってみると、「浮き沈みがある」と感じます。色んなことが上手くいっているときは、ブログの内容も前向きですし、逆に…

「悩むことができる」ということはありがたい

今日は文化祭でした。私は、文化祭に関してはあまり生徒に介入していません。本校は文化祭などの行事に非常に熱心なので、生徒主体で準備や当日の作業を進めていけると思うからです。そのため、私は生徒の様子を見守り、必要な声掛けや、生徒が気付かなかっ…

「任せる」ことと「放任」は違う

「任せる」ことと「放任」は違う。大切なことですし、『学び合い』の本にも至るところに書いてあります。最近、自分は「放任」だったな、と気づかせられました。それに気付いたのは、同期との会話の中です。 同期との会話の中で、「仕事お願いしたら、進捗と…

「自由」とは「好き勝手やること」ではない

昨日、今日で2年生1クラスと、3年生2クラスで授業がありました。やはり『学び合い』の授業は楽しいです。生徒たちが自分の想像以上の動きを見せてくれたり、生き生きとしている姿が見れると、自分も楽しくなります。 しかし、2年生は夏休みモードから抜けら…