共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

壁にぶち当てる

今学期から、「記述問題にチャレンジ」と銘打って、かなり難しい課題を生徒に課しています。3年生は、入試の過去問の論述問題(200~400文字程度)を。2年生は、因果関係をしっかりと理解していないと答えられない問題を、それぞれ課しています。また、それを「全員提出」にしています。これが効いたのか、「分からないから教えて」と動ける生徒が増えてきました。


今までは、「分からないから教えて」という声は少なかったですが、もしかすると、 課題が簡単すぎたのかもしれません。あるいは、「手を抜ける」課題だったのかもしれません。しかし、「記述問題」を課したことで、授業の中での生徒の動きにメリハリが出てきたような気がします。


やはり、「いかに『必要性』を生み出すか」という部分は大事だと再確認しました。壁にぶち当たるくらいが丁度良いのかもしれません。それをどのようにして乗り越えるか。生徒たちの集団の力を使う「必要性」を引き出して、より高いレベルに進んで欲しいと思います。