必要性
中間テストが終わってからは、「単元小テストで全員が満点をとる」という授業目標を設定しています。最初は上手くいっていたような印象でしたが、生徒たちの能力と目標設定が合っていないようで、「時間を持て余してしまう生徒」が多発しています。要するに、生徒たちにとって「簡単すぎる」という状態になっているということです。
いかに「できるかできないかのギリギリのライン」で課題を設定するか。ここが『学び合い』の課題づくりにおいて大事だと思っています。しかし、現在はそれが上手くいっていないのだと思います。そのため、学ぶ必要性や、学び合う必要性が感じられず、生徒たちは動かないのでしょう。
明日は「授業観察」というものがあります。管理職の先生方に授業を観ていただきます。今の状態の『学び合い』では、あまり良い印象を持ってもらえないかもしれません。この辺りをどうすべきか。「語り」の中で今のクラスの状況を生徒たちに伝え、一緒に解決策を探す授業にするか。あるいはいつも通りに進めるか・・・。
・・・ここまで書いていて気づきましたが、体裁を整えて取り繕ったところで何も問題は解決できませんね。私が本腰据えて、生徒たちと向かい合う必要がありそうです。明日は、本気の「語り」一本勝負。生徒たちの「必要性」に火を点けられるかが勝負になるでしょう。頑張ります!