共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

星を見る

 新潟から神奈川に戻ってきましたが、一つ気付いたことがあるので、今日はそのことについてまとめます。



    越後『学び合い』の会に参加したあと、そのまま実家に帰省していました。友人と会ったり、実家でのんびりと過ごしたり、時間は少なかったですが、有意義に過ごさせてもらいました。

 

 友人と飲みにいった帰り、最寄り駅から実家まで一人歩いていると、非常に星がよく見えることに気がつきました。私はずっと野球をしていたので、毎晩素振りをしていました。そのときによく星を眺めていました。なかなか野球が上手くいかずに悩んでいたときのことや、良い結果が出てワクワクしながら素振りをしていたときの気持ちなど、色々あったことを思い出しました。そして、私にとって「星を見る」機会というのは、思いのほか多かったんだと思いました。

 

 教員採用を機に神奈川に出て3年になりますが、「星を見る」ということは一度もなかったです。「星を見る」という余裕もありませんでしたし、そもそも実家の周りほど星が見えないと思います。

 

 今回の件を通して、「星を見る」という行為は、実は自分にとって「当たり前」のことだったんだと気づきました。しかし、実家を離れることが無ければ、この感覚にも気づくことはなかったと思います。

 

 「当たり前」は失ってからしか気づかない。このことは普段から意識しているつもりです。しかし、それでも気づけない「当たり前」というのは思いのほか多いのかもしれません。日頃から「当たり前」に対してのアンテナを広げ、それに感謝しなければならない、と改めて思いました。