経験の言語化シリーズ3
本格的に授業が始まって1週間以上が経過し、生徒たちもだんだんと『学び合い』の考え方に基づく授業にも慣れてきた様子が見られてきました。
「慣れ」は良いものだと思いますが、「油断」とも隣り合わせだと思っています。3回ほど授業を重ねると、生徒たちの授業中の行動にも「油断」が生じてきます。
『学び合い』の考え方に基づく授業では、基本的には「褒める」などの「プラスの評価」で生徒たちにメッセージを送ることが大事だと思いますが、「油断から生まれる行動」に対しては、「それは違うんじゃない?」というメッセージを送らなければいけません。
「油断から生まれる行動」を見て見ぬふりをしていると、必ず集団がダレます。毅然とした態度で指摘していかなければいけないと思います。
「良いことには全力で褒め、ダメなことはしっかりと指摘する」
このバランスをしっかりと取っていくことを、「慣れ」が出てくる時期には特に意識しています。