初回から数回目の授業にかけて意識して取り組んでいること
今日から本格的に授業開始です。前回の記事で書いた「経験の言語化」シリーズに取りかかってみたいと思います。
今回のテーマは、「初回から数回目の授業にかけて意識して取り組んでいること」です。
初回の授業から数回目にかけて特に意識していることは、「価値観の共有」です。その際に注意していることは、「声かけ」をいつもより頻繁に行い、「◯◯するのはいいね!」などのように、プラスの評価をすることです。一方で、「全員達成」に繋がらないことに関する「声かけ」は、授業中に極力行いません。マイナス面に関しては、授業の終わりの「語り」でまとめて伝えています。
こちらが評価する=良いこと。裏を返せば、評価しないこと=違うこと。という構図を意図的に作っています。
そのようなやり取りの中で、生徒たちの間に「これは良いんだな」、「これはダメなのか」といった価値観の基準を作ってもらうイメージです。
また、終わりの「語り」でも「価値観の共有」を意識します。
今日伝えたことは、
「『分からない』ことは悪いことじゃない。『分からないことをそのままにしておく』ことが悪いことだよ。」
「『分かった』になると楽しいよ。みんなが『分かった』になると、みんながハッピーになるよ!」
ということです。
どちらも「価値観」に繋がることだと思っています。この考えに共鳴してくれる人が少しでも増えてくれるといいなー、と願いながら話をしました。
最初期には、こういったことを行っています。しばらくはこのテーマでいくので、振り返りも兼ねて、また書きたいと思います。