刺さる「語り」
ここ最近、「語り」をしていると、「あ、これは伝わっているな」と感じたり、「あ、これは伝わっていないな」と感じることが多いです。これまでには滅多に無かった感覚です。
これまでは「伝わってくれー!」と願いながら本気で語っていましたが、それではこちらからの「一方通行」だったのだと思います。
こちらの「伝えたいこと」もあるのですが、「生徒たちが『必要としていること』」は少し違う、と言えば良いのでしょうか? その「必要としていること」に直面して「語り」ができたとき、「あ、これは伝わっているな」と感じます。むしろ、「刺さっている」と感じるくらいです。
こうした変化は、自分の視点を「生徒たちの視点・気持ち」に近づけてみるように心がけているから生じたものなのかもしれません。現在は、「生徒たちがどのような状態にあって、どのようなことを必要としているのか」ということに関心が向いています。上述した感覚は、その結果なのかもしれません。
しかし、この感覚に関しては、まだ「新鮮な感覚」があるので、「私のもの」になっていないと思います。気を抜かず継続していき、無意識のレベルでできるようにしていきたいと思います。