共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

同じことの繰り返し

 ここ数回の記事で、2年生の授業の進め方を変えたことや、その様子についてまとめてきました。今日の授業で初めて2時間セットの時間が終わったクラスが出たので、そのときのことについて、振り返りも兼ねてまとめたいと思います。

 

 前回の記事にも書きましたが、「『先生からの説明が欲しい』という意見は、『そんなの教科書読めば分かるじゃん』と思っている生徒たちの手抜きによって生まれているのではないか」、ということについての「語り」をしました。ある意味過激な発言ですので、受け取り方はそれぞれだとは思いますが、伝わって欲しい生徒には伝わったのではないかと思います。

 

 授業中の生徒の動きとしては悪くはなかったですが、初回ということもあり、手探りの部分があったことは否めません。しかし、これまでの傾向からしても、私が説明することをし始めると、だんだんとだらけていく傾向があるので、求めていく部分はしっかりと求めていく必要があるように感じています。

 

 

 

 話は大きく変わりますが、ここまで書いてきて、最近は生徒たちの「良いところ」について授業中の声かけや授業後の「語り」で触れることが少なくなったな、ということについて気づきました。

 

 『学び合い』を初めて丸3年。ブログを書き始めて2年以上が経過しています。これまでたくさんの失敗をしてきました。私の場合、だいたい上手くいかなくなるときは「生徒の『良いところ』が見えなくなってしまう」という部分に原因があります。今回も根本的な原因はそこにあるのだと思います。

 

 『学び合い』が上手くいかないときは、自分自身に問題があります。これまで何度も気づいてきて、何度もブログに書いてきたことですが、今回もまた分からなくなってしまっていました。同じことの繰り返しです。しかし、ここまで書きながら振り返りをしてきたからこそ、こうして気づけたのかもしれません。明日からまた頑張ります。