共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

授業アンケートについて

 テスト返却の際に、自作の授業アンケートも同時に回答してもらっています。事前に「なぜアンケートを取るのか」、「アンケートの内容については率直に書いて欲しいこと」、「書いたことについて、個人的な感情を入れて評価はしない」ということなどをしっかりと伝えた上で回答してもらっています。

 

 

 分析には少し時間がかかりますが、教員側から見て「気になること」が書いてある回答についてはピックアップして、別途まとめ直し、私からの回答を添えてプリントにして全員に配っています。

 

 

 「気になること」の例としては、高校生では「生徒だけでは分からないところがある(限界があるのではないか)」、「板書で教えて欲しい」、「分かりづらいところは講義してほしい」などがあります。『学び合い』あるあるです。

 

 

 しかし、『学び合い』あるある、ということは、『学び合い』のセオリーでこれら全てが回答できます。それらを文章にして生徒に渡し、理由をきちんと説明して、「納得してもらう」ということが大切なのだと思います。

 

 

 「なぜなのか(Why)」の部分で納得してもらえれば、授業を進めながらお互いに折り合いをつけていくことができるはずです。

 

 

 こうしたことを丁寧に行っていくことも、『学び合い』の考え方に基づく授業を実践していく上ではかかせないことの1つだと思っています。