僕がみんなに・・・
最近の授業は、すでにテスト範囲の学習が終わっているので、テスト勉強の時間と題して生徒に使い方は任せています。私の方で必要最低限のルールは設けてあるのですが、その中で必要なことは考えてやってよい、という形にしています。
そんな中、中学生の授業では、まだ「声のボリューム」の調整が上手くいかない印象です。意識している生徒は増えてきているのですが、問題の出し合いなどが盛り上がって「声のボリューム」が大きくなってくるグループが出てくると、どんどんと全体が大きな声になっていってしまいます。
今日の授業も最初は良かったのですが、だんだんとヒートアップしてしまいました。さすがに一旦中断して声をかけようかな、と思っていたところ、ある生徒が、
先生!さすがにうるさいですよね?
僕がみんなに声をかけても良いですか?
と申し出てきてくれました。「頼もしい」と心から思いました。
その生徒が全体に対して声かけをしてくれたおかげで、教室内はクールダウンすることができました。
「自分たちのことは自分たちでコントロールできるようになる」ということは、「大人になる」という目標を達成するために必要な要素だと思います。中学生でもそういったことができることは素晴らしいと思います。
そんな彼らのテストの結果も楽しみにしていきたいと思います。