トライ & エラー
前任校でもそうだったのですが、スポーツで優れた成果を収めている生徒は、『学び合い』の考え方に基づく授業でも意欲的に取り組む傾向にある、と感じています。おそらく、勉強もスポーツも共通点が多いからなのだと思います。
勉強もスポーツも、トライ & エラーを重ねて成長していくものだと思います。スポーツで優れた成果を収めている生徒は、トライ & エラーが身についているのかもしれません。(その生徒の自己肯定感なども関係しているかもしれませんが)
しかし、勉強においては、「エラー」を「ダメなもの」として認識してしまっている生徒が多い印象があります。ただ、つまるところ、「エラー」を「ダメなもの」として認識させてしまっている我々大人が悪いのだと思います。
失敗から成長することはたくさんあると思います。「取り返しのつく失敗」をどれだけ経験し、それらを成長に繋げていけるかが大切だと思います。「取り返しのつく失敗」すらさせないように行動を制限してしまうのはやり過ぎなのかな、と思います。
勉強はもちろんのこと、様々な活動の中でトライ & エラーが重ねられる環境をどのように整えるか、ということがこれからの学校において必要なことなのかな、と感じています。