「ありがとう」でいっぱいの掃除
本校は、本日が終業式でした。終業式の前に大掃除の時間が設定されていたのですが、そのときの生徒たちの姿を見て、鳥肌が立ちました。
担任クラスの現在のテーマは、「メリハリ」・「切り替え」・「教室をきれいに」です。これは昨日のブログでも書きました。掃除を行う前に、このテーマを意識しよう、と伝え、大掃除でやることの指示を3点ほど伝えてから始めました。
すると、生徒たちがお互いに声をかけあいながら役割を適切に分担して、テキパキと掃除を行っていました。さらに、私が指示したこと以外にも、「ここもやった方が良いよね」とか、「こうしたら、もっときれいにできるよ」など、私の想定していた以上のことを「自発的に」行っていました。その姿を見ていて、掃除の時間中に鳥肌が立ちました。
私は、大掃除の時間中だけで、生徒たちに40回ほど「ありがとう」を言ったと思います。それだけ私の想定を遥かに超える行動がたくさんあったということです。生徒同士でも「ありがとう」が飛び交っていたので、「『ありがとう』でいっぱいの掃除」になっていたと思います。心が温かくなりました。
生徒たちが「大人になる」ことを目標にして、生徒が主体となって行える学級経営を意識してここまでやってきました。そして、年内最後に素晴らしい姿を見せてくれました。もちろん、常に上手くいっているわけではないです。失敗もたくさんあります。しかしその分、生徒たちは着実に成長していると思います。
年明けには生徒がより成長できるように、こちらも勉強して、私自身が成長できたと実感できる冬休みにしたいと思います。