学び合わせようとしてしまった
新年度が始まった直後のバタバタした雰囲気も終わりを迎え、授業も本格的に始まったところでしたが、GW明けまでの休校が決まり、今日から臨時休校となりました。この期間だからこそできることをしっかりと考えて、有意義な時間にできるようにしていきたいと思います。
さて、ほとんどのクラスでは最初のガイダンスが終えて、初回の授業をしました。生徒にとっては初めての経験だと思うので、慣れない部分が多々あるとは思いますが、頑張っていたと思います。ですが、授業を終えて個人的に反省しなければいけないことがあるので、振り返りも兼ねて書いていこうと思います。
結論から言うと、「こちらがドッシリと構えていられなかった」ということになります。
様々な学年・クラスで最初の授業を行いましたが、かなり生徒の動きや学び方に差がある印象でした。それぞれの学年のカラーやクラスのカラーの影響でしょうか。それはそれで「多様性」として認めてあげられれば良かったのですが、生徒の動きが盛んではないクラスで、私が焦ってしまいました。
具体的には、「声かけをやり過ぎ」ました。今考えてみると、「生徒たちが学び合うように誘導しようとしていた」と思います。彼らは彼らなりに、彼らのやり方で課題の全員達成を目指していたのかもしれませんが、私がドッシリと構えていなかったばかりに、焦ってしまいました。明らかに干渉のし過ぎでした。
最初から上手くいかないのは当然です。しかし、「『私自身が』失敗しないように」しようとしてしまいました。もっと生徒を信用しなければいけませんね。
「学び合わせること」が目的ではありません。「学び合うこと」は「手段」でしかありません。その「手段」も、生徒たち自身で選んでいかなければいけません。今回の失敗を通して、そのことにもう一度気づけたのは良かったです。