共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

自分自身から発する「メッセージ」

 自分自身から発する「メッセージ」は、言葉だけでは無いです。視線・ボディーランゲージ・表情など、多岐にわたります。

 

 その辺りに影響を与える部分の核心は、自分の心の中にあるのだと思います。

 

 振り返ってみると、私の場合は、「個人に訴える」部分が多くなる傾向があります。おそらく私自身のこれまでの経験によるものが多いのだと思いますが、『学び合い』の考え方で大切な「一人も見捨てない、が自分にとって『得』である」ということが、未だに自分の言葉で語れないように感じています。頭では分かっているのですが、心の底から分かっていない、というような感覚です。

 

 この部分に向き合わなければ、先に進むのは難しいのではないか、と感じています。

 

 まずは自分自身が行動してみて、「一人も見捨てない、が自分にとって『得』である」ということを実感する経験を多く積むことが大切なのだと思います。

 

 『学び合い』に限らず、集団のリーダーに求められる力は、自分の背中で見せる場面と、生徒の背中を押す場面とを使い分ける力が必要だと思います。

 

 今は、「自分が背中で見せる」ということが必要なのかもしれませんね。その結果がいつか、自分自身から発する「メッセージ」になるのだと思います。