言葉が上滑りする感覚
私の感覚の話で恐縮ですが、「語り」で話をするとき、心の底からの言葉ではない場合、「言葉が上滑りする感覚」があります。
先日のブログで、「自分自身から発する『メッセージ』」という記事を書きました。
その中で、「一人も見捨てない、が自分にとって『得』」ということが、頭では分かっていても、心の底から分かっていない、ということについて書きました。
そんな状態ではありますが、今日は「一人も見捨てない、が自分にとって『得』」ということについて、今日の授業の様子や生徒の行動などと絡めて話をしてみました。すると、やはりその部分を話しているときは、「言葉が上滑りする感覚」がありました。難しいです。
メンタルトレーニングの一種に、「アフォメーション」というものがあります。以下に、ネットからの引用を載せます。
アファメーションの意味は自分自身に対する、「肯定的な宣言」です。
英単語 affirmation(肯定、断言、確言、誓願)
自分に「私は幸せです」、「私はお金持ちです」と肯定的な宣言をする事で、
【それを言葉の強制力、引き寄せの法則によって潜在意識に働きかけその宣言を現実化していく】というものがアファメーションです。
アフォメーションの考えに従うと、口に出すことで目標に近づいていくことができる、ということになります。
今までは、「言葉が上滑りする感覚」を恐れていましたが、たとえそのような状態でも、まずは口に出していく、ということも必要なのかもしれません。ただ、生徒に伝える言葉があまりにも私自身の状態と乖離している状態では、生徒の気持ちも離れていってしまいます。その辺りのバランス感覚がとても難しいですが、しっかりと向き合っていかなければならない課題なのだと思います。