共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

もったいないと感じた

 入試業務が一段落し、1週間ぶりに授業がありました。久しぶりの授業でしたし、生徒は入試業務の間は休みだったので、切り替えが上手くできていない生徒が多く、なんとなく浮ついた雰囲気でした。

 

 そんな中でもきちんとメリハリをつけて授業に臨んでいる生徒たちもいて、素直に「良いな」と思いました。しかし、そういった生徒ほど、もう一つ上の段階を求めなければいけないと思っています。

 

 授業の最後に毎回「語り」を入れますが、その前にはきちんと話を聞く姿勢を整えるようにしています。切り替えが上手くできている生徒は、きちんとこちらに視線を向けてくれて、話を聞く準備が整っていました。一方、切り替えが上手くできていない生徒は、周りの人と話をしたりしていたので、静かになるまで待っていました。

 

 静かになるのに1分ほどかかりました。そして、以下のことを話しました。

 

授業の最後に私が話をする、ということは毎回のことなので、皆さん分かっていると思いますが、静かになるまでに少し時間がかかりました。

 

休み明け、ということもあり切り替えが上手くできていない人もいるようですが、一方で切り替えが上手くできている人もいました。

 

次に私が話をする、ということを踏まえて、きちんとこちらに視線を向けて、話を聞く準備ができていました。素晴らしいと思います。

 

けど、もっとできるはず。もったいないと感じました。

 

自分だけ準備OK、ではダメです。周りの人に声をかけてあげることなどができれば、もう少し早く全体の準備ができたはずです。 

 

次に期待します。

 

 ここ最近「上位2割」の生徒に求めることが減っているな、と感じ、このような「語り」をしました。

 

 あと残り数回の授業ですが、最後まで「大人になる」ことを目指して、生徒と共に頑張っていきたいと思います。