思考ができているか
日本史の授業を、2時間1セット(前半:講義、後半:行動)の形にして、2週間が経ちました。
ここまでを振り返ってみると、今までよりも「教科の内容」に関する議論は活発に行われている印象です。おそらく私が講義したことで、「解釈のモデル」があるため、それに沿って議論ができるからだと思います。しかし、「私の解釈が正しい」訳ではないので、少しもどかしい感じがします。
授業の雰囲気は以前よりも圧倒的に生き生きとしています。しかし、思考が働いているかどうか、という観点では、良いのか分かりません。理想としては、自分で考えて、自分なりの解釈を出すという作業が必要なのだと思いますが、「先生が言っていたから」という安易な理由で思考が停止しているのであれば良くないと思います。
ただ、思考ができているか、ということを研究・調査したわけではないので、ハッキリとは言えません。私の思い過ごしかもしれません。今後の生徒たちの様子を見ながら、丁寧に対応していきたいと思います。