共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

「なぜ?」の部分

 2学期の中間試験で結果が伴わず、生徒から不満が出ていたことについては、以前の記事で書きました。

 

 振り返ってみると、今年度のここまでは、授業の最初と最後の「語り」の部分では、「良かったこと」、「改善すべきところ」について話すことが多かったです。その結果、「know-why」の部分について時間を割いて話すことは少なかったように思います。そこで、ここ数週間は、「なぜこういった形で授業をしているのか」ということについて重点的に話をしています。

 

 今日話したことは、

 

 

・日本でも「餓死」している人がたくさんいること。

・新卒で正社員になれる人は約50%。

・「大学に行けば安泰」という時代ではない。

・皆さんが「社長」なら、どんな人を採用しますか?

 そのために、今からどのようなことができますか?

 

 

 ということについて、5分程度で話をしました。

 

 これを聞いて、彼らがどのように感じるかは分かりません。しかし、彼らの中で将来「幸せ」でない人が出て欲しくはありません。そういった願いを込めて話をしました。伝わる生徒には伝わったと思います。今後の彼らに期待します。