共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

焦らずにやっていきます

 最近の授業の「語り」で話をしていたとき、自分自身の中で腑に落ちたことがありました。今はそのことを授業の中で伝えていっていますが、その後の授業では、私の気持ちが伝わったからなのか、生徒たちの動きが格段に良くなりました。

 

 内容としては、「現在の学校は、本当に『民主的』なのか」ということについてです。私の現在の問題意識がダイレクトに反映されています。この内容について先生方と話すとドン引きされるのですが、生徒たちは自分自身に置き換えて、真剣に聞いてくれていました。感謝です。

 

 

 生徒たちと『学び合い』の授業をやっていると、もっと色々なことができるのではないかと、大きな可能性を感じます。お互いの在り方を尊重し合い、民主的に学校を動かしていくことができるだろうと思います。

 

 学校を生徒たちの手によって民主的に動かしていくことができれば、日本も変わるはずです。民主的な手続きによって、自分たちでも物事を変えていける、という実感を得ることができるからです。そんな未来を見てみたいな、と思っています。

 

 しかし、まずはそのために、学校全体で「一人も見捨てない」集団を形成する必要があると思います。私はまだそれだけのことをやっていません。もっと大きな視点で私自身が動いていかなければならないのだと思います。私の力不足に焦りを覚えます。

 

 ですが、私は一人ではないのだと思います。私と同じ想いの生徒たちも、少なからずいることが分かったからです。焦らずに、できることから一つずつやっていきます。