共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

他者から見られる

本日は、公開研究授業がありました。私も担当させていただいたので、『学び合い』で授業をさせていただきました。


最初の「語り」では、「この場にいる、参観されてる先生方も含めて、全員がハッピーになれるようしよう」、「そのために1人ひとりができることを考えよう」ということを伝えてから始めました。


生徒は非常に頑張っていました。「他者から見られる」ということは、学校生活の中では貴重な経験です。その中で成長できることもあるはずです。実際、生徒の振り返りでは、「いつもよりも勉強がはかどった」などの記述が見受けられました。この成長を、どのように普段の授業に生かすか。ここは常に考えていく必要があります。


生徒たちの頑張りもあり、授業後の教科会では、良いフィードバックを多くいただきました。その内容については、明日の授業で生徒にもフィードバックしたいと思います。


ただ、「他者から見られる」ことで一番気付きを得たのは、私なのかもしれません。教科会でのフィードバックや質問に答えることで、自身の考えを整理することになりましたし、実践する上で自分も深く考えていなかったことがあったことにも気付くことができました。


また、「他者から見られる」ことで、参観された方から、新しい視点でクラスの様子を見取ってもらえました。正直、ほぼ毎日クラスの様子を見ていると、その状態が「当たり前」になってしまいます。普段から「『当たり前』を意識」していても、クラスの課題に気付くことができません。おそらく、私自身がそれらの課題に対し、「見て見ぬふり」をしていたのだと思います。反省です。


また、授業の課題(生徒に与える授業課題)に対しても意見をいただけて、より学びを深められそうなものにしていけそうです。


今回の公開研究授業を通して、新しい視点から、新しい気付きを与えてもらいました。これを今後に生かすかは、私次第です。私は不器用なので、1つ身に付けるのには、人の3倍かかると思っています。ですが、1つひとつ確実に、しっかりと自分の物にしていきたいと思います。