共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

シンプル

 今日で年内最後の授業のクラスがありました。ちょうど今年の2月に「神奈川『学び合い』の会」で模擬授業をさせていただいた範囲を扱う授業だったので、そのときと同じ課題で授業を行いました。

 

 模擬授業の課題は、普段の私の授業課題と比べると、幾分「シンプル」な課題です。しかし、生徒の学びは「シンプル」な課題の方が促進されていたような気がします。「シンプル」故に、深みが出る(出せる?)のかもしれません。そのため、生徒の学習活動は多様でした。

 

 

 期末テスト後の授業アンケートで、「課題の『やらされている感』が強い」ということを書いてくれた生徒がいました。現行のテストに対応することを意識し過ぎて、「やること」を詰め込み過ぎていたのかもしれません。だからこそ、「やらされている感」を感じる生徒が出ているのでしょう。

 

 そんな状況の中、今回は模擬授業で使った「シンプル」な課題をやってみて、これまでとは違う手応えを感じました。この課題のレベルが最低ラインで、あとは自分の目標に応じたレベルの課題を追加で選択できる、という形も悪くないかな、と現在は思っています。これについては、まだまだ考えます。


    あと、今回は久しぶりにネームプレートを使ってやってみましたが、やはり良いですね。見事全員達成できました。他のクラスではどうなるか、楽しみにしていきたいと思います。