真摯に受け止める
私の担当クラスで、2つの別々のクラスの文系選択者が集まる合同クラスがあります。そのクラスで、テスト前最後の授業がありました。
昨日のブログにも書いた通り、このクラスでも
「定期テストでクラス平均70点以上をとる」
という目標を立てています。
しかし、このクラスは他のクラスと異なり、この目標に対して振り返りシートに意見を書いてくれる生徒がいました。以下に引用します。
「そもそも世界で何が起こったのか興味が湧かない。なぜテストなのに勝手にクラス平均を決められてるのかもなぞ。先生にとっては団体戦でも、私はテストは個人でやるものだと思うのでクラス平均70とかまったくよく分からない」
上記を読んだとき、私自身がハッとしました。私自身が心のどこかで「このクラスは合同クラスだから、動きが多少悪くても仕方ない」と思っていたことに気づいたからです。だから、上記のような意見が出てくるのだと思いました。『学び合い』における生徒の行動は、教員の心の写し鏡だと言われます。私自身が心のどこかで「仕方ない」思っていたことを、この生徒は感じ取っていたのでしょう。
しかし、今回の意見で私自身の過ちに気づくことができました。真摯に受け止め、改善に向けて動きたいと思います。