共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

「継続」

本日は、公立高校入試でした。今日は学力検査で、明日からは面接です。しばらく授業は無いので、今のうちにできることをコツコツとやりたいと思います。


 さて、本題に入ります。


 ここ最近の私の『学び合い』の授業は、上手くいっていると思います。ずっとせき止められていたものが、ドッと流れたかのように、上手く流れています。今日は、この感覚について書きたいと思います。


 そもそも、私は人一倍不器用だと思っています。他の人よりも時間をかけないと、同じことができるようにならないのです。これは勉強はもちろん、野球でもそうです。やったことがないことや、やったことがないスポーツに対する自分の能力の無さには目も当てられません。

 こんな感じの私ですが、「継続すること」は苦ではありません。「今、上手くいかなくても、人一倍時間をかければいいや」と考えているからでしょうか。
 

 『学び合い』の授業は、長らく停滞していました。私の以前のブログを読んでいただければ、一筋縄ではいかない状況であったことは分かると思います。

tomonkey-521.hatenablog.com


 この記事にあるような「違和感」が、夏休み明けくらいからずっと続いていました。

 それが、ここ最近で、急に上手くいくようになったのです。様々な要因が考えられますが、そのうちの一つに、様々な方と出会い、私自身が成長させていただいたことがあると思っています。特に、神奈川『学び合い』の会で模擬授業をさせていただいたことは大きいと思います。『学び合い』の会での経験や会話を通して、自分のルーツを確認できたことが幸いでした。

 このように、何かのきっかけで、長いトンネルを抜けるときがあります。私はこの感覚が大好きです。だからこそ、苦しい中でも「継続」することができるのでしょう。


 世界史は、根気が要る教科です。世界中の様々な出来事を把握し、それらを繋ぎ、日常生活で活用できるようになるまで落とし込まなければいけません。非常に時間がかかります。ですが、「継続」していれば必ずできるようになると思っています。

 私は、世界史を通して、「『継続』することの大切さ」も生徒に学んでもらいたいと思っています。「継続」することで、「できるようになる、分かるようになる感覚」に気付いてもらいたいと思います。

 私は『学び合い』の考え方に基づく授業なら、それができると思っています。「子どもを『大人』にするための授業」だと思っていますから。