共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

説得力

今日はご縁があって、他のチームの指導者の方と野球の話をさせていただく機会がありました。その方との話の中で、「外部の方の影響力」について話が進みました。

最近、選手には色々なことを伝えています。栄養学の知識、トレーニング理論、解剖学、運動生理学、メンタルトレーニングなどです。私は、「強くなる」ためにはこれらの知識は必要だと思っています。さらに、練習した分を確実に身につけるという観点からしたら、欠かすことはできないと思っています。しかし、これがなかなか伝わらないんです。理解はしてもらえるんですが、実行まではしてもらえない、というのが現状です。

しかし、「外部の方」、特に「その道のスペシャリストの方」(今回の例としては、現場で活躍されているトレーナーの方などになるでしょうか)が、「私が普段から話をしている内容と同じ事」を伝えると、選手への伝わり方は変わります。選手たちが私が伝えるよりも更に深く理解し、実行するのです。(この辺りの違いは何故なんでしょうか。説得力の違いなのでしょうか。気になります。)



何が言いたいかよく分からない感じになったので、無理矢理まとめます。

今日の話で学んだことは、「指導者側の伝えたいことを完璧に伝えることはできない。しかし、外部の方を上手く活用し、自分では出来ないことをやってもらうことは有効だ」ということです。

この考えは『学び合い』では当たり前のはずですが、今回の話を通して、身を持って実感できました。