共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

最終的には

 テストの採点が全て終わりました。先日書いた記事で、今学期の授業の狙いについてまとめました。

 

tomonkey-521.hatenablog.com

 

 引用した記事にも書きましたが、今回は「授業課題」を設け、入試問題の過去問を課し、問題演習の量を増やしました。また、私自身が作成した文章によって生徒にバイアスがかかることを軽減したい、という狙いもありました。

 

 結果としては、「暗記問題」に対する正答率は向上しました。こちらは「授業課題」によって問題演習の量を増やしたことが要因の一つになりそうです。一方で、「論述(説明)問題」に対する正答率は今ひとつでした。原因としては、「授業課題」で問題演習の量を増やしたことで、「内容の理解」が軽視されてしまったのではないかと考えます。

 

 世界史は暗記科目だと思われがちですが、私自身は「内容の理解と暗記は両輪」だと思っています。内容を理解して説明できるようになったところで、事件名や人物名がハッキリとしなければ相手に伝わりません。暗記だけして事件名や人物名が完璧でも、それらがどのようなものなのか、という内容を理解していなければ、同じく相手には伝わりません。

 

 やはり結局のところ、「相手に伝わるにはどうすれば良いか」という「他者を意識する」という部分が重要になる気がしています。「他者を意識する」ということができれば、本校の生徒たちのレベルであれば、「一生涯の幸せ」を実現するために必要なスキルになり得ると思います。

 

 

 

 

 

 うーん・・・。突然話が変わりますが、ここまでこの記事を書いてきて思ったことは、最終的には「私自身に問題がある」のだろうな、ということです。もっと私自身が変化し、レベルアップしなければ、この辺りで頭打ちな気がします。さて、どうしようかな。まだハッキリとしたビジョンは無いので、足搔き続けるしかないかもしれませんね。