共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

ほんの少しの思いやり

 年も明け、センター試験が近づいてきている影響もあるかもしれませんが、3年生の授業では、ほとんど声かけの必要がありません。それぞれが自分にとって必要な学習を進めているからです。しかし、それは決して独りよがりなものではなく、声のトーンも周りに合わせて調整してあります。おそらく、センター試験で世界史を使わない生徒もクラスの中にはいると思うのですが、そういった生徒も周りが学習しやすい雰囲気を作ってくれています。

 

 

 ほんの少しの思いやり。これを一人ひとりが持って行動するだけで、環境は大きく変化します。「自分さえよければ良い」・「自分たちさえ楽しければ良い」というのではなく、「みんながハッピーになる」ということが目指せる場。今の3年生の授業は、その一つの在り方なのかな、と思います。

 

 

 3年生は、プレッシャーと上手く付き合いながら、最後の追い込みもしつつ、体調管理もしなければならない大変な時期ですが、彼らの成長を感じているこの頃です。