共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

体育祭で感じたこと

 本日は体育祭でした。本校の体育祭は生徒が主体となって作り上げ、例年大盛り上がりする体育祭です。今日の体育祭を通して、やはり、生徒のやる気や、周囲の雰囲気は非常に大切だと感じました。

 

 普段、校歌を歌う際には、「声出してるの!?」と突っ込みたくなるほど声は出ていませんが、今日は自然発生的にみんなで大声で歌っていましたし、閉会式の際には生徒全員で肩を組みながら校歌を大合唱していました。また、「全員で最高の体育祭を作り上げよう」という意識もあるので、互いに指摘し合ったり、声をかけあいながら生徒主体で行動していました。

 

 こうした生徒の様子を見ていると、「子どもたちは有能である」という子ども観を実感します。こちらから「やれ」と命令や指示をしただけでは、こうはならないと思います。今回の体育祭が良いものになったのは、「全員で最高の体育祭を作り上げる」という目標のもと、それぞれが全力を尽くした結果だと思います。やはり、生徒のやる気や、周囲の雰囲気が大切なんだと思います。

 

 それは、私の授業で求めていることと同じです。「全員で最高の体育祭を作り上げる」という目標が、「全員で分かる」という目標に変わるだけです。あとは体育祭のときと同じように、互いに指摘し合ったり、声をかけあいながら、自分のベストを尽くすだけだと思います。全員が本気で願うからこそ、目標が実現するのだと思います。

 

 体育祭明けの「語り」は、上記のようなことを話そうと思います。私もこの感動と今の気持ちを月曜日まで忘れないようにしなければいけません。月曜日にこの記事を再度読み返してから授業に臨みたいと思います。