共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

授業の展開を変えてみた

 先日のブログの状況を踏まえ、今週から、3年生の世界史B(2クラス)と、2年生の世界史B(1クラス)については、2時間1セットとして授業を展開しています。

 

(先日のブログはこちら) 

tomonkey-521.hatenablog.com

 

 

 現在の授業展開は、2時間分のプリントを一度に配布した上で、1コマ目は、私の方で講義形式で授業を展開します。1コマの時間で、2時間分の授業プリントを一気に説明してしまいます。その後、2コマ目では、「はい、どうぞ」の『学び合い』をやります。ここでは、「私(教員)の説明では分からなかったところ、聞き逃したところ、疑問に思ったところなどを、どんなやり方でも良いから解消して、『全員がわかった』になるように頭を使って動きましょう」ということを目標にしています。

 

 3年生はこの形がハマったのか、今日の『学び合い』の授業では、ものすごく盛り上がって学びを進めていました。あまりに盛り上がり過ぎていて、傍からみると「本当に勉強しているのか?」、「真面目にやっているのか?」と疑いたくなる感じがしますが、近づいてみると、きちんと集中して取り組んでおり、世界史の内容の議論で盛り上がっているのです。その結果か、今日の振り返りシートでは、「いつもより楽しく勉強できた」、「楽しかったし、いつもより理解できた」などと書いてくれる生徒が多くいました。しばらくはこの形で進めていくのが良いかもしれませんね。

 

 さらに今日は、2年生のフルで『学び合い』をしているクラスでも、「今日の授業はいつもより楽しかった」という振り返りを書いてくれる生徒が多かったです。こちらはなぜなのかは分かりません。もしかしたら、私の今日のボディーランゲージから「楽しく学ぶこと」を肯定していたのかもしれません。

 

 今日の授業の雰囲気を維持するには、そうなった理由をこちらが把握していなければいけないと思っていますが、その理由が思い当たりません。明日以降、自分自身の言動を客観的に見ていく必要がありそうです。