共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

初心忘れさせるべからず

今日は部活で合同練習をさせていただき、相手校にお邪魔させていただきました。その際、相手校の監督の息子さん(4歳)が、監督さんと一緒に来ていて、空いてるスペースで野球をして遊んでいました。

この子がすごいんです。4歳とは思えないほど野球が上手いし、何より1日中楽しそうにバットを振ったり、ボールを投げたりして遊んでいるんです。本当に1日中楽しそうでした。本来、野球ってこういうものなんだろうなぁ、とその子を見ていて思いました。

相手校の監督さんは「言葉かけ」がもの凄く上手な方で、息子さんが楽しく野球ができるように言葉かけをしていました。詳しくお話は聞いていませんが、おそらくコーチング理論を勉強されているのだと思います。もちろん、生徒への言葉かけも凄く上手いです。相手をやる気にさせる言葉かけ。良いものを見せてもらいました。私もできるようになりたいなぁ。

また、息子さんのように「野球本来の楽しさ」を忘れないようにしたいですね。ボールを投げる、打つ、捕る、走る。野球を始めた頃は、これだけでも楽しくて仕方がなかった。しかし、だんだんと求められるレベルが上がり、「野球本来の楽しさ」は忘れていってしまっていた気がします。成長するためには、ここが一番必要で、大事だと思うんです。まさに「初心忘れるべからず」ですね。

さらに言えば、人に教えるという今の立場で一番大事なことは、「初心を忘れさせないこと」。つまり、「初心忘れさせるべからず」なのかもしれませんね。