共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

ジャーナリング

 私は、「イメージすること」が苦手です。何も無いところで考えを巡らせたり、姿形をイメージすることが、全くといっていいほどできません。そのため、メモなどを何も使用せずに順序を考えたりするなど上手くできません。

 

 

 一方で、メモを取ったりしているときや対話の中では、「あっ、自分って、こんなこと考えていたんだ」と言語化できたり、気づけたりすることは多々あります。

 

 

 先日、ある本を読んでいる中で、「ジャーナリング」という手法を見つけました。それは、自分の考えたい内容について、「時間を決めて、その時間の間は『とにかく全てを書き続ける』」という手法です。

 

 

 例えば、ある質問に対して自分の考えをまとめたいときには、「3分間で」と時間を決めて、あとはとにかくその質問の答えを書き続けます。途中に何も思い浮かばなくなったとしても、「うーん、なにか他にあるかなー?」「うわ、アイデアが切れた!どうしよう!?」などのようなことでも書き続けます。「とにかく書き続ける」のです。

 

 

 これが案外、自分にマッチしていました。大学ノートなどに自分の考えを「とにかく書き続け」ていると、どんどんと思考が深まるのです。単純にメモを取っていたときよりも考えが深まっていきます。

 

 

 「ジャーナリング」をしているときは、「自分と対話」をしているような感覚があります。実際に、「5分間」と時間を決めたにも関わらず、気づけば15分以上経っていることも普通にあります。それだけ集中して考えられているのだと思います。

 

 

 自分にとっての「良いやり方」を見つけられたのは、非常に嬉しいです。もしも興味が湧いた方は、ぜひ試してみてください。