共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

想定外

 年末の記事で、今後の授業の進め方について考えていることをまとめました。

 

tomonkey-521.hatenablog.com

 

 

 そのときには、授業中に「10分程度の説明の時間」を設けようと考えていましたが、テストまでの残りの時間数なども考慮すると、それでは上手くいかないことが分かりました。

 

 『学び合い』は「無駄を省く」ので、授業の進度がかなり早くなります。その結果、今学期のテストの範囲があと2コマで終わることが判明しました。2学期期末のテストの範囲をかなり超えて、私だけが相当先に進んでしまっていたようです。この部分は想定外でした。相方の先生とペースを合わせなければいけない関係上、仕方がないところでもあります。

 

 その結果、「授業中に10分程度の説明を入れる」というテクニックだけでは、時間がかなり余ってしまうことが分かりました。もう少しテコ入れをしていく必要がありそうですが、できる限り私が前に出ることは抑えたいです。

 

 とはいっても、大きく授業のやり方を変える場合には、「生徒たちの同意」が必要です。彼らが納得して授業に臨めるような状態や環境でなければ、『学び合い』は上手くいきません。「私が前に出ることは抑えたい」と私が思っていても、「私が前に出ること」で、彼らにとっては学びが促進するきっかけになるかもしれません。

 

 3学期の授業を始める前に時間を取り、彼らと今後の進め方について話し合うことも必要だと思います。いずれにせよ、さらに上に進むためには避けては通れない部分だと思うので、より良い案が出るように考え続けようと思います。