解答が似た結果
今週はテスト期間です。まだ採点を進めているところですが、クラスによって少し差を感じています。
『学び合い』では、クラス全体で情報を共有することができれば、分からない生徒が減ってかなりの高得点が望め、その結果として平均点が跳ね上がります。その過程として、情報を共有していたグループ同士でテストの解答が似てきます。今回のテストを採点していて、その点について感じることがあります。
あるクラスでは「正しい解答」を生み出している生徒が9割程度いたのに対して、別のクラスでは同じ問題で「誤った解答」を生み出している生徒が大多数でした。
この辺りは私が授業中に修正しなければいけない部分なのですが、私が授業中に生徒の解答や、生徒同士が説明し合っていた話を聞いていた限りでは、誤った解釈ではなかったと思います。どこでこれだけの差が生まれたのか、よく分かりません。
ただ、『学び合い』において問題が生じた場合は、ほとんどの場合、自分自身に原因があります。おそらく、学び合っていた「ふり」になってしまっていた部分を見抜くことができなかったのだと思います。私の力不足です。
まだ全てのクラスの採点が終わったわけではないのですが、「誤った解答」を生み出してしまったクラスに対しては、きちんと謝り、テスト明けからまた再スタートを切りたいと思います。