共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

チーム力

本日は、テスト2日目でした。3年生の世界史Bのテストは昨日終わっていたので、採点等は今日で一通り済みました。



授業中の生徒の活動の様子を見ていると、だいたい平均点が何点くらいになるかイメージがつきます。


私は授業中に、「『学び合い』における平均点は、クラスのチーム力だよ」と、生徒に対して言っています。テストの平均点と得点分布を見れば、「全員で分かろう」としていたかどうかが分かります。「全員で分かろう」と思って活動したクラスは、得点が密集し、全体的に高い得点を取ります。そうでないクラスは、得点分布がいわゆる「フタコブラクダ」状態になります。


今回もその通りになりました。「全員で分かろう」として「学び合う雰囲気」が強いクラスは、しっかりと結果を残してくれました。もう一方のクラス(交流に偏りがあるクラス)と同じように授業を進めてきましたが、平均点は10点ほど差が開きました。


しかし、結果が出たと喜んでばかりいられません。平均点が低かったクラスは、なぜ低かったのか。その原因を探さなければいけません。私の中にも原因はあると思いますし、生徒も変わらなければいけない部分もあるでしょう。生徒との対話を増やし、共に探していきたいと思います。



明後日の最終日には、2年生の世界史Bのテストがあります。こちらもクラスによって大きな差が出そうな気がしますが、しっかりと受け止め、今後に生かしたいと思います。