世界史Bの結果
今日は、昨日に引き続き、世界史Bの結果について書きたいと思います。(世界史Aの結果はこちらです。
さて、世界史Bのそれぞれのクラスの結果としては、
①64.5点 ②57.4点 ③52.8点 という結果になりました。
3クラスの平均は、58.2点でした。
(今回のテストは、もう一人の担当の先生が作問し、その先生の担当クラス3クラスの平均は60.4点でした。)
①のクラスは、一番『学び合い』が上手くいっているクラス(単独クラス)です。それぞれが頑張った結果がきちんと数字で表れたと思います。ほとんどの生徒(7割くらい)が、60点~80点くらいのところに分布していますが、残念なことに30点代の生徒や、20点代の生徒が何人かいました(全体の2割くらい)。
②のクラスは、頑張っている生徒と頑張っていない生徒の差がはっきりとしてしまっているクラス(選択クラス)です。点数にもその影響が色濃く出て、頑張っている生徒は60点~80点辺りに分布し、頑張っていない生徒は10点代~30点代に分布していました。
③のクラスは、生徒同士の関わり合いが比較的少ないクラス(選択クラス)です。そのため、点数の分布にばらつきがあり、最高点も他のクラスと比べて低かったです。
今回の結果を見て、『学び合い』の点数は「クラスのチーム力を表す」ということをひしひしと感じました。上記を見ていただくと分かる通り、結果は『学び合い』が上手く機能しているクラスから順に上から並びました。しかし、どうしても点数の低い生徒が出てしまいました。
世界史Bでは①のクラスでも全体の2割ほどの生徒が極端に低い点数でした。この辺りは、私の力不足だと思います。「2・6・2の法則」の下の2割を引っ張り上げることができる集団にしてあげられませんでした。他のクラスもそうです。ここは来年度に向けての私の課題です。
先日のブログで、「『学び合い』の成果としての点数を求める」というものを書きました。
そこでも書いた通り、「『学び合い』で平均点が上がるのは、「分からない子」がいなくなった結果」です。分からなければ点数が低いのは当たり前です。ということは、今回のテスト結果だけから考えれば、「分からない子」がいた、ということになります。
「みんなで頑張って、みんなが『分かる』ようになって、みんながハッピーになろう」と生徒に伝えていたにも関わらず、それが実現できていなかった。これは私の責任です。テスト明けの授業では、この辺りの話を正直に話したいと思います。
結果と反省は上記の通りです。しかし、去年と比べると、『学び合い』に取り組んでだいぶマシになりました。去年はもっとひどかったです。しかし、私の「全員が世界史を分かるようになって欲しい」という願いは達成できていません。まだまだやらなければいけないことは山積みです。頑張ります。