共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

数字と専門家

今日の部活では、業者に頼んで体力測定を行いました。全国の野球部が行っているものなので、現在のチームの基礎体力がどのレベルにあるのか把握することができました。


今回の件で感じたのは2点あります。


1点目は、数字の説得力です。
甲子園常連校で同じ測定をすると、段違いに値が高いです。そして、そういったチームと自分たちの違いが「数字となって『明確に』分かる」のです。選手たちは、トレーニングの必要性や重要性を感じたと思います。


2点目は、専門家の説得力です。
午前中に測定をし、午後にトレーナーの方から講習会を開いていただきました。その際の選手の集中力がすごかったのです。

私自身も、トレーニングの理論や方法論、体づくりの為の栄養学は相当勉強しているので、今日トレーナーの方がして下さった話の8割は、すでに私から選手には伝えたことのある内容でした。

しかし、選手はものすごい勢いで話の内容を吸収していきました。私が同じ話をしても、同じ勢いでは伝わりません。この辺りは、専門家としての説得力によるものなのだと思いました。

おそらく、『学び合い』における「語り」にも同じようなことが起きている可能性はあります。それを改めて考える機会になりました。



今回の測定は、非常に有意義なものになりました。明日もチームで講演会に参加します。この2日間はチームとしてのターニングポイントになりそうな気がしています。