共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

今日の授業の振り返り

 今日は、本日の授業についての振り返りをまとめたいと思います。

 

 今日は、1限(2年・世界史B)、2限(3年・世界史B)、4限(3年・世界史B)がありました。

 

 1限目は、3クラスの文系女子27名の合同クラスです。すごいエネルギーを持っている反面、すごく「雑」です。その大きなエネルギーを発揮する方向が定まっていない感じがします。これをいかに「全員達成」に向けて収束させるか、というところが今後の課題になりそうです。

 去年は、同じく女子のみの合同クラスでの対応を誤りました。そのクラスも、同じようにエネルギーを発揮する方向が定まっていないクラスでした。当時の私はそのときに、むやみやたらに「叱ってしまった」のです。当然信頼を失いました。

 失敗は次に生かさなければいけません。今年の女子クラスでは丁寧に対応していきたいと思います。

 

 

 2限目は、単独クラスからの世界史選択者のみ(18名)のクラスです。このクラスには、『学び合い』に対して不信感を抱いている生徒がいます。しかし、積極的に生徒に関わるスタンスにしたことで、その生徒の『学び合い』に対する不信感も和らいできている印象です。

 しかし、今日の授業では、その生徒やその周りを気にしすぎていたことで、全体を俯瞰する視点が欠けてしまっており、困っている生徒がいたことを見落としてしまっていました。困っていた生徒自身が振り返りシートに困っていたことを書いてくれたので発見できましたが、それが無かったら、と思うとゾッとします。今後は全ての授業で「俯瞰する視点」(大阪の福島先生の言葉を借りれば、「コーチの視点」となるでしょう)を忘れないようにしたいと思います。

 

 

 4限目は、2クラスから世界史選択者が集まる合同クラス(32名)です。このクラスが一番時間がかかりそうです。分からないことがあるはずなのですが、個人作業に徹してしまう生徒が多い印象です。声かけを通じて、「動くこと」の重要性は評価しているつもりですが、他のクラスに比べて動きが悪いです。その原因は何なのか早急に突き止めて対応していかなければ、手遅れになってしまいます。書籍を読み直したり、自分の実践を客観視することで原因を探りたいと思います。

 

 

 今日の授業について振り返りをしてみました。4限目のクラスは受験生でもあるので、早急に対応策を練りたいと思います。生徒にも改善策を募ってみたいと思います。