続『トヨタの片づけ』
本日も『トヨタの片づけ』を読んでいました。スキマ時間で読んでいるので、少しずつしか読めませんが、少しずつでも継続することが大事ですよね。
さて、本題に入ります。
今、私は「整頓術」の辺りを読んでいます。無駄な物を捨てつつ、より働きやすい現場にするように整頓するための方法が書かれています。
その中で、ハッとした文章がありました。
以下、引用です。
人は、動いていれば「仕事をしている」という感覚にとらわれやすい。
しかし、その感覚にとらわれてはダメです。ちょっと立ち止まってみて、「この動きはムダではないか」「この動きは付随価値を生んでいるだろうか」と問い直してみる。
上記の引用文は、様々なところで使えるのではないかと思います。
身の回りの整理・整頓に限らず、日々の学校生活の中や、教育活動、さらには日常生活の中でも、いわゆる「ムダ」(やらなくてもいいはずなのに、やってしまっていること)があると思います。普段は気づかないものですが、一旦立ち止まって再確認してみる。そうすると、何かしらの「ムダ」に気づけると思います。
「ムダ」を見つけたことはチャンスを見つけたことと同じだと思います。その「ムダ」に対して適切に対処すれば、さらに良くなるチャンスです。
私は、生徒には、「ムダ」を見つけたときに、すぐに対処できる人になってほしいと思います。多くの人はそれらを見て見ぬふりをして、スルーするはずです。しかし、「改善に向かって一歩踏み出せる人」、そんな人を育てたい。
そのような生徒を育てるには、私もその手本にならなければならないと思います。大変なことは重々承知ですが、常に「挑戦」していきます。