共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

模擬授業

 昨日は、神奈川『学び合い』の会にて、模擬授業をさせていただきました。今日はそのまとめを書きたいと思います。

 

 模擬授業では、メチャクチャ緊張しました。あんなに緊張したのは久しぶりでした。自己紹介では声が震えていて、自分で笑ってしまいました。

 

 最初の語りは、「私が伝えたいことを、自分の言葉で、本気で語ろう」ということを意識して語りました。ある程度の構想は練っていましたが、話しながら色々なことを付け加えたくなり、かなり長い語りになってしまったことは反省点です。しかし、伝えたいことは言えた語りにはなったかな、と思います。

 

 授業中は、普段の授業で行っている声かけ、視点を、同じように行うように心がけていました。私の声かけはセオリー通りですが、そのことに関して色々なフィードバックをいただけたので、早速今日の授業から取り入れてみました。それによる大きな変化はまだ見えませんが、継続していきたいと思います。

 

 今回、模擬授業をやってみて、「初心を思い出すことができた」ように思います。模擬授業では、模擬授業に偶然集まった人たちが、同じ目標に向けて自分の全力を尽くす姿に感動して、鳥肌が立っていました。

 『学び合い』の授業を始めた頃は、生徒たちの学びに向かう姿を見て、鳥肌はもちろん、涙を流したこともあります。しかし、いつしかその姿が「当たり前」になってしまっていたようです。最近では、そういったことは起こらなくなっていました。そのため、昨日の模擬授業中に参加者の皆さんの姿を見て鳥肌が立ったときには、『学び合い』に取り組み始めた頃の気持ち・感動を思い出しました。感謝させていただきたい思います。

 

 午後のフリートークでは、様々な方から質問していただきました。私はアウトプット型の思考が合っているようなので、質問に対してお答えさせていただく中で、私の思考もまとまっていく感覚がありました。フリートークの内容が濃密過ぎて、時間があっという間に過ぎてしまいました。非常に得るものが多い有意義な時間でした。

 

 

 今回の模擬授業をやらせていただき、様々な方とも会話させていただいたおかげで、自分のルーツを再確認することができたと思います。

    今年のテーマである「挑戦」。責任もあり、正直プレッシャーもありましたが、模擬授業をさせていただいて良かったと思います。お世話になった方々、大変ありがとうございました。機会があれば、またぜひやらせていただきたいと思います。

 

 

 今日の授業では、自分のルーツを再確認したこともあり、それを踏まえた「一人も見捨てない」ということに対する自分なりの解釈を語りました。本気で語ったこともあり、語っている途中で泣いてしまいました。

 

 「本気で語る」

 

言葉にしてしまえばこれだけですが、難しいと思います。しかし、今回の経験を通して、「本気で語る」ということに対する自分なりの一つの形が見えたのではないかと思います。また一つ成長できました。これも「挑戦」したから得ることができた成長だと思います。

 

 まだまだ自分も成長できる。自分の成長が子どもたちのためになる。これからも頑張りたいと思います。