共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

途中経過

本日、世界史B、世界史Aのテストが終了しました。採点に追われています。返却順の関係で、一番『学び合い』が上手くいっていなかったクラスから採点を始めました。途中経過ですが、現時点での分析です。

授業では、教科書の内容を説明する課題にしている分、記述問題に関しては空欄が少ないです。正解、不正解はさておき、何らかの形で書いてくれます。この辺りは、授業の成果だと思います。ただ、話し言葉と書き言葉は異なるので、「書き言葉でまとめる力」をつけてあげないと、「授業で話していた内容をテストに上手にまとめて書く」というのは難しいのかな、と思います。ここは今後の課題になるでしょう。

また、上手くいっていなかったクラスだけあって、点数のバラつきがひどいです。最高点と最低点の差は70点ほどあります。また、得点分布もややフタコブ気味でした。歴史系の科目は、「勉強をやったかやらないか」で如実に点数に表れます。最低点だった生徒は、『学び合い』に反発する生徒なので、おそらくテスト勉強をしなかったのだと思います。こういった子を持ち上げてこれる集団を作らなければなりませんが、まだまだ私の力量が足りないということだと思います。こちらは悩みの種になりそうですが、1つずつできることから焦らずにやるしかないですね。

今日のところは、とりあえず1クラス分の簡単な反省です。明日以降は他のクラスも丸つけし、さらに分析を加えたいと思います。