共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

「良いところ」を見る

 夏休みが明けて2週間が経過していますが、中学生での授業で変化を感じています。

 

 夏休み前は騒がしかったクラスが、ここにきて非常に良い雰囲気の中で学習ができています。その理由は、おそらく、きちんと「良いところ」を見て、きちんと「評価」しているからだと思います。

 

 

 

 夏休み前のある記事に、ある方から以下のコメントをいただきました。

 

「集団を作ること、育てることは『』の芯(真)の核ではありません。」

 

 このコメントを見た際、私は「一人も見捨てない『集団』」を作ろうとしてしまっていたことに気づきました。それまでの「声かけ」や「語り」が、「『集団』を形成するため」のものになってしまっていたのです。そのような状態では、「『真っ当に』学んでいる生徒」に日が当たることはありません。

 

 

 夏休み明けからは、私の中の意識を変え、きちんと「良いところ」を見て、きちんと「評価」する、ということを実践し続けています。その結果が、現在のクラスの雰囲気の変化に繋がっているのだと思います。

 

 

 今回の件を通して、やはり私がつまづくときは、「良いところ」を見れなくなっているときなのだな、と強く実感しています。常に意識し続けなくてはいけない私の「課題」なのだと思います。