共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

納得ができない

 期末テストの採点が一教科終わりました。来週にもう一つテストがあります。今日は、終わった教科のテストの分析をしたいと思います。

 

 まず、今回のテストの難易度は相当高くしました。中堅~上位レベルの大学入試問題をベースにした論述問題を多く入れ、生半可な理解では解けないレベルにしました。要求しているレベルとしては、相当高いものがあると思います。

 

 そんなテストでしたが、ほとんどの生徒は正解することができていました。しかし、「ほとんど」なので「全員」ではないのです。この結果は、やはり授業の生徒の様子を反映しているな、と感じます。

 

 惜しいのです。

 

 あとほんの少しの努力、あとほんの少しの勇気、あとほんの少しの気遣い、これらが授業中にあと「ほんの少し」だけあれば、さらに上のレベルへ跳ね上がれるはずなのです。ただ、その「ほんの少し」がなかなか生まれません。「慣れ合い」のレベルで留まってしまっているクラスの現状があります。

 

 やはり私の在り方に問題があるのでしょうか。どこかで「こんなものだろう」と思ってしまっているのでしょうか。私自身の在り方が如実に反映されるが故、今のクラスの現状には、私の在り方に原因があるはずです。

 

 しかし、納得がいかないのです。どこに原因があるのか、自分の中で明確にすることができません。

 

 このことについては、時間をしっかりと取って検討し続けていかなければならないと思います。もう一度『学び合い』の本などを読みかえすべきタイミングなのかもしれません。時間を作って、自分と向き合いたいと思います。