幸せになってね
本日は修了式でした。1年間担任してきたクラスも、今日で解散です。
今年の担任クラスは、『学び合い』の考え方で学級経営を進めてきました。「大人になる」という学級目標のもとで、それぞれが考えて動いてくれていたように思います。また、授業も『学び合い』の考え方で行ってきたので、私の考え方や想いを伝える機会はかなり多かったと思います。中には「胡散臭い」とか思っていた生徒もいたと思いますが、彼らなりに上手く「折り合い」をつけて接してくれていたと思います。
今日、生徒たちに伝えたことは、「幸せになってね」ということです。
「5年後、10年後、20年後でも、『私は幸せです』って胸を張って言えるように、全員がなってくれることを願っています。」
これが言えるようになるには、仲間が必要だと思います。今年のクラスで生まれた関係が、これからもお互いに繋がり合ってくれる仲間になってくれたら、教員をやって良かったな、と思えると思います。
「私は、このクラスの担任ができて、すごく幸せでした。」
これは胸を張って言えます。生徒に対しても、胸を張って伝えました。こう考えてみると、一番感謝しなければいけないのは、私自身なのかもしれませんね。