圧倒的
昨日は、色々なご縁があり、麹町中学校へ見学に行くことができました。
麹町中学校校長の工藤先生は、『学校の「当たり前」をやめた』という本を出版されていますが、工藤先生のお話を伺いながら、「(学校の「当たり前」とされていることの「本質」を見極め、不要な)『学校の「当たり前」をやめた』」というように言い換えた方が正しい、と感じました。
「当たり前」のことを「当たり前」にやると、「当たり前」の結果が出る。このことはこれまでのブログの記事でも書いたと思いますが、学校運営に関して上記のことを徹底的にやられたことが、現在の麹町中学校の結果に繋がっているのだと思います。
お話いただいた1つひとつの細かい部分については、今も何度も振り返って考えているのですが、全くまとまりません。とにかく「圧倒的」過ぎて、私の頭では咀嚼しきれていないのです。
現時点で言えるのは、「種々の改革の根本は全て同じである」ということだけです。ただ、自身の信念を実践するとなると、実際にはかなりの障害があるはずです。ほとんどの人は、そこで諦めてしまい、どこかで妥協をし、「折り合い」をつけてしまうのだと思います。しかし、工藤校長は妥協をしていないのです。そこに「圧倒的」な凄さを感じました。
今の私が言えることは、この程度です。自らの信念にとことん向き合って、その実現のために進むエネルギー。昨日は、これに圧倒されました。
どうやったら、あのようになれるのか。私では、到達できるかも分かりません。ですが、できることから1つずつやっていきたいと思います。