共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

TPチャート作成ワークショップ

今日はTPチャート作成ワークショップに参加するために、東京大学に行ってきました。


TPチャートとは、「ティーチング・ポートフォリオ・チャート」というもので、背景には「ティーチング・ポートフォリオ」というものがあります。



〈以下、引用です〉

ティーチング・ポートフォリオとは、「自らの教育活動について振り返り,自らの言葉で記し,様々なエビデンスによってこれらの記述を裏付けた教育業績についての厳選された記録」をいいます。
自分の教育の「軸」はどこにあるのかを、「振り返り」と「対話」によって明らかにしていきます。
ティーチング・ポートフォリオは8~10ページほどの本文と、それを裏付けるエビデンスからなる文書であり、欧米では教育業績の質についての多角的な評価資料として普及しています。本来は作成に3日間ほどかかりますが、今回はTPのいわば簡易版的な「ティーチング・ポートフォリオ・チャート」(TPチャート)の作成を行っていただきます。TPチャートは一枚のワークシートであり、ティーチング・ポートフォリオと同じように段階的に教育活動の振り返りを行うことができます。





『学び合い』をやる上で、「理念」は非常に大事です。これがないと「語り」はできないと私は思っています。TPチャートを作ることで、この「理念」を再確認したいと思って参加しました。


結果としては、非常に有意義なものになりました。作成を通して、「自分の『理念』は、自分の生きてきた中での経験にルーツがある」ということに気がつきました。こうやって改めて自分を知ることが、より深い教育実践に繋がり、結果的に生徒に還元されるのだと思います。


たまたまワークショップでペアになった方も非常に良い方で、志が高い方でした。こういった方々と出会えるのも、外に出ることのメリットだと思います。やはり、これからもどんどん「挑戦」していきたいですね。


自らの「理念」を把握し、それらを互いに尊重した上での授業の「方法論」を議論してみたいです。時間の関係で、今日のワークショップは作成したところまででした。そのために、本校の校内研修で、「TPチャートの作成研修」を提案してみたいと思います。

さらに先へ。
先生方で足並みを揃えて進んでいきたいですね。