共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

今の学級経営の「願い」

 今日は球技大会だったため、授業はありませんでした。そして、クラスが始まって1ヶ月が経ちました。昨年度は、自分の担任するクラスで授業を担当しておらず、『学び合い』を行う機会は無かったため、『学び合い』と学級経営が合わさるとどのようになるのか、最初は不安でした。「『学び合い』の考え方に基づく授業が上手くいかないと、学級経営も上手くいかなくなり、大変なことになるのではないか」。3月頃の私は、このように考えていたと思います。しかし、今日の球技大会での生徒の様子や、終わったあとの雰囲気などを見て、少し安心しました。

 球技大会の様子を見ていると、生徒同士で支え合い、励まし合いながら競技を楽しんでいました。そして、相手へのリスペクトも忘れていなかったと思います。そういったことが垣間見える場面がたくさん見受けられました。正直に、心の底から、生徒たちを「すごい」と思います。

 
 担任していると、生徒たちに「語る」機会が増えます。特に、日常生活に関して「語る」場面が増えます。授業以外でも「語る」機会があるため、生徒たちに『学び合い』の考え方がより伝わっているのではないかと思います。


 「クラスの『全員』が『ハッピー』になって欲しい」という願いが、今の私の学級経営の根本にあると思います。この他にも、「当たり前」を「当たり前」と思って欲しくないですし、色々な願いはあります。しかし、「クラスの『全員』が『ハッピー』になるにはどうすればいいか」ということを、私も含めた一人ひとりが考えて行動できるようになって欲しい。それが今の一番強い願いだと感じています。

 周りを想って行動できる集団になって欲しいし、生徒たちなら、それができるとも思っています。今日はその片鱗が見られたと思うので、少し安心しました。しかし、まだ始まって1か月です。油断大敵でこれからも頑張ります。