共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

本気の語り

 昨日のブログで、最近上手くいってないクラスがあると書きました。今日は上手くいってないクラスと、最近順調なクラスとで連続して授業があったので、『学び合い』のセオリー通り、自分の言動に注意して授業を行ってみました。

 

 上手くいっていないクラス(女子13名クラス)は、今日はひどかったです。もともと勉強に対してやる気のない生徒が4、5人いるクラスですが、今日はその子たちが全員ウトウトし、教室内の雰囲気も重苦しいなか、今日の授業は単純な個人作業の時間と化しました。そんな中でも一生懸命学習し、ネームプレートを「わかった」に動かす生徒もいますが、「全員達成」は程遠い状況です。

 

 一方、上手くいっているクラス(女子のみ38名クラス)は、以前のブログ(以下の記事です)で取り上げたときよりも、ますます活発に学んでいます。

 

tomonkey-521.hatenablog.com

 

こちらは2クラスの文系選択者の集まっているクラスなので、まだ周りの様子をうかがっている感は否めませんが、「みんなのために動きたい」、「全員達成したい」という文化が生まれそうな印象です。

 

 さて、この2クラスでの私の言動はどうか。改めて意識して比較してみると、授業中にすぐに感じました。上手くいっていないクラスでは、語りが上滑りしているのです。一方、上手くいっているクラスでは、語りに熱が入ります。要は、上手くいっているクラスでは「本気で語れている」ということなんだと思います。では、なぜ差が生じるのか。そこはイマイチとハッキリしません。


今回の件では、『学び合い』が上手くいかないときは、自分に原因があることが、ハッキリと分かりました。これはセオリー通りです。今後は、なぜ語りに差が生まれるのかということについて考えていく必要がありそうです。