共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

2018越後『学び合い』の会 2日目

 越後『学び合い』の会の2日目を振り返りたいと思います。2日目は、基調講演、分科会、西川先生の講演がありました。



    基調講演は、長野県の小学校で、校長として全校での『学び合い』に取り組んだ宮沢先生が公演されました。学校全体で『学び合い』に取り組むにあたって、いかに取り組んだか、また、そのための方法などを述べていました。


    中でも印象的だったのは、 「人を育てるための3つの『にん』」の話です。宮沢先生は、


「任」、「忍」、「認」


と上げており、意味はそれぞれ、


「任せる」、「我慢する」、「認める」


です。教育に携わる者として、心に留めておく必要があると感じました。


    また、どのようにして学校全体を巻き込んでいったのか、という点も参考になりました。私の勤務校で『学び合い』実践者は、私だけです。本校の校長は理解を示してくれていますが、実践者の仲間を増やすことが大切だと思っています。どのようにして巻き込んでいくか。この辺りは自分に落としこんで考えていく必要がありそうです。



    午前の分科会は、静岡の鈴木先生、午後は東京の大野先生のものにそれぞれ参加しました。それぞれの内容は非常に示唆に富んでおり、今後に生かしていける内容が多かったです。特に、大野先生の分科会では、簡易版のTPチャートを作りました。私自身は2度目の作成でしたが、1度目とは違う部分があったりして、自身の変化を感じることができました。


    他の分科会もどれも魅力的で、全てに参加したかったのですが、泣く泣く断念。「選択することの難しさ」も感じました。



    西川先生の公演は、「生き残る教師」という題目でした。今後の教育の変化などを踏まえ、どのような教師が必要とされるのか、という内容でした。



    今回の2日間の越後『学び合い』の会を通して、神奈川にいるだけでは出会えなかった方々との出会いや学びを得ることができました。これだけ濃密な2日間を過ごせるのであれば、時間とお金をかけてでも参加する意味は大きいと思います。


    越後『学び合い』の会を運営された西川研究室の皆様、本当にありがとうございました。そして、お疲れさまでした。また来年も予定を合わせて参加できるようにしたいと思います。



    さて、今回の学びを今後にどう生かすか。ここからが大切です。また頑張りたいと思います。