共につくる『学び合い』

新潟の高校で世界史の『学び合い』に挑戦中!教員6年目。

学級経営(2)

昨日に引き続き、今日も学級経営についてです。

私の学級経営方針は、『学び合い』の考え方に基づいていることは、昨日触れました。その中でも特に、「子どもたちは有能である」という子ども観を重視しています。私は頼りないので、色々と子どもたちを不安にさせていると思いますが、一生懸命頑張ってくれていると思います。むしろ、私よりも子どもたちの方が良いものをたくさん持っていると思っています。ここまで9ヶ月の間一緒に過ごした中で感じていることとして、私はクラスの子どもたちを尊敬しています。

このような感じで子どもたちを見ていますが、「任せる」と「放任」は違うので、その点は意識しています。たびたび帰りのHRで「語る」ことは、前回のブログで書きました。子どもたちの様子を見て、評価をしてあげるために語ります。子どもたちの様子を評価し、軌道修正してあげることで、「放任」にならないように気をつけています。また、その評価の仕方も、子どもたちに「気づかせる」、「考えさせる」ことを意識します。

「あれしなさい」、「これしなさい」と言っても無駄です。全く無駄ではないのですが、子どもたちの成長には繋がらないと思います。「怒られるから悪いことはやらない」とか、「注意されないから悪いことをやる」とかはもったいないと思います。そのため、子どもたちに「気づかせる」、「考えさせる」ことが大事だと思っています。この辺は以前も触れましたが、コーチング理論に基づきます。

このようなことを意識して学級経営を行っていますが、私の理想型まではまだまだです。子どもたちだけで動けるクラスになって欲しい。それを実現するには、子どもたちからのアイデアや、子どもたちのエネルギーを生かせる環境が必要だと思っています。しかし、そうした場が設けられていないのが現状です。また、そのためには私にもやることがあります。そこで私が勉強しているのが「クラス会議」です。

まだまだ長くなりそうなので、この先はまた今度にします。最後になりますが、「組織は、その組織のリーダーよりも上にはいけない」という考えをどこかで見ました。もしそうならば、私がレベルアップし続けるしかないと思います。しかし私は、集団の力がしっかりとつけば、組織のリーダーを越えて、遥かな高みに行けると思っています。そのために私は何ができるか。それを考えて実行し続けることが大事だと思っています。いずれにせよ、私のレベルアップが必要ですね。