新学期の「語り」
本日から新学期がスタートです。学校が始まるとジェットコースターのようなスピード感で仕事をこなしており、時間の流れもジェットコースターのようです。ですが、やはり生徒がいてこその学校だな、と感じます。夏休みも部活等で生徒と関わっていましたが、それとは別の感覚があります。
さて、新学期も始まり、今日のホームルームでの「語り」について、備忘録も兼ねてまとめておきたいと思います。
休み明けの朝のホームルームは、ありがたいことに遅刻や欠席する生徒もなく、全員が揃いました。その点について1つ話をしました。そして、あと半年で卒業する、という前提のもとで、もう一度「目標」について確認しよう、という話の2点でまとめました。
1つ目の話に関してです。
夏休み前に、生徒にこんな話をしました。
明日から夏休みだけど、日本全国のクラスで、「全員」が揃うことができないことがある。残念ながら、事故などで亡くなってしまったりする人もいるからです。
学校に来たくても来れない人もいる。
そんな中、君たちは「全員」が揃って夏休みに入れる。
これは「有難いこと」だよね。
夏休み明けも「全員」が揃えることを願って、安全には十分に気を付けて過ごしてください。
そして、今日は無事に「全員」が揃って2学期を迎えることができました。
「全員」が揃って2学期を迎えられたことは、「当たり前」じゃないという話を夏休み前にしたよね。
今日、こうして「全員」が揃っていることに、もう一度感謝しよう。
2つ目に関してです。
皆さんは、あと半年で高校を卒業します。
ここで、もう一度「目標」を確認しよう。
クラスの目標は「大人になる ~ 全員がハッピーなクラス ~」だよね。
もうすぐ文化祭もあるし、一人ひとりが「大人」になるチャンスはいっぱい転がっています。それをものにしていこう。
また、このクラスにはもう進路が決まっている人、受験を終えて結果待ちの人、これから受験をする人、いろんな立場の人がいます。
そんな中で、「全員がハッピーなクラス」になるには、どうすれば良いかな?
一人ひとりがしっかりと考えていこうね。
全部で5分ほど話をさせてもらいましたが、上記はそれを簡潔にまとめ直してみたものです。心を込めて話をしたつもりです。伝わる生徒には伝わっていると思います。
こちらもしっかりとした信念を持って学校生活を送っていきたいと思います。